ゆるりと麻雀戦記

オンライン麻雀「雀魂・天鳳」にて昇段を目指したり、麻雀について語ったりします

【麻雀講座#3】タンヤオについて

 数字の牌の2~8のみを使用して面子と雀頭を作ることで「タンヤオ」という役が成立します。

 麻雀牌は全部で136枚(通常の四麻)でタンヤオに必要な牌は約6割を占めています。つまり、割と成立するということです。

 

 ということで今回はそんなタンヤオについてを掘り下げて行きます。

タンヤオは成立しやすい

 上記の通り役に関係する枚数が多いことから成立させやすい役です。さらに現在四麻では鳴いてもタンヤオが成立するルール「クイタン」が有りが主流となっているため、より条件が簡単になっています。

 

・他の役と複合しやすい

 条件が緩いこと、数字の牌を扱う役の方が多いことから他の役と複合することが可能です。

 まずはピンフ。条件の一つに最終形を両面待ちにする必要がありますが、両面待ちにするには数字の真ん中の牌を使うと成りやすい為自ずとタンヤオの条件を満たしやすくなります。

 あとは三色同順。各色の同じ面子(数牌のみ)を作るものですが、2~8を使う場合の方が多い(単純に種類が多い為)こともあり複合する可能性は十分にあります。

 

・場を流すことも可能

 タンヤオは打点的に低い役で1翻しかありません。その為他の役と複合させなければ点数を稼ぐことは出来ません。

 しかし、点数を持っている人の親を流したり、自分自身が十分に点数を持っている場合は安く和了してゲームを終了させていくことも大事になってきます。

 そこでタンヤオのみの1000点和了の出番となります。鳴いても良いことから場を早めに流すことが出来ます。

 

 

・2と3、7と8の両面待ちの場合片和了となる

 最終形として両面待ちになる場合、上記の2つはタンヤオが成立しないことがあります。

 23の場合、和了牌は1と4。つまり1が出た場合においてタンヤオが付きません。その為、タンヤオ以外に役が無い場合和了することが出来ません。

 

・最後に

 条件が比較的分かりやすく、満たしやすいのでとにかく見掛けることの多い役の一つです。

 複合しやすいので、タンヤオをカウントし忘れないように気を付けましょう。