ゆるりと麻雀戦記

オンライン麻雀「雀魂・天鳳」にて昇段を目指したり、麻雀について語ったりします

【麻雀雑記#1】麻雀の「流れ」について考える

 麻雀には「オカルト派」「デジタル派」といった派閥があります(「アナログ派」というのもあるらしい)。「オカルト派」は「ツキ」や「流れ」といった物を重視し、局と局の繋がりを大事にします。

 一方「デジタル派」は「確率」や「データ」を重視し、局との繋がりは無いものとして考えます。

 同じ派閥でも人によって重視する度合いや捉え方の差異はあるでしょうが、大まかな枠組みとして、上のように自分自身は認識しています。

 

 ここからは1デジタル派として、流れ等について書き連ねていこうと思います。

 

・流れやツキは何なのか?

 まず、「流れ」や「ツキ」はあるのか。ということですがこれはあると思います。むしろ、無い方が不気味なくらいです。

 ただこの「流れ」や「ツキ」ですが、オカルト派の人が考える物とはちょっと別の物だと思っています。その正体は「偏り」です。

 

 例えとして、四人にでプレゼントを渡していくとしましょう。8個プレゼントがあり、必ず二つずつ配るとして、その順番を適当に決めます。その時に、Aさん→Bさん→Cさん→Dさん→Aさん→Bさん→Cさん→Dさんと繰り返すパターンもあれば、Aさん→Aさん→Bさん→Bさん→……といったように連続で渡すパターンもあります。

 

 配牌だったり、ツモも同じように良い時もあれば悪い時もあります。「良い和了すれば配牌(ツモ)が良くなる」といったことを耳にすることがありますが、それはただの偏りで偶発的なものにしか過ぎません。

 

 つまりこのことから、「ツキ」「流れ」は、現時点(それまで)の物を現す為の言葉であり、未来とは全く関係がないのです。

 

・麻雀は不思議なことが起こる

 物理的に不可能(一種四枚ずつしかないのに、五枚目が出てくる等)な物で無い限りどんなに薄い事象でも「運」が絡むゲームである麻雀ではそれが起きてしまう可能性は常に持っています。

 そういった薄い事象を流れが良い人が起こした場合、それを起こす前から和了を続けていたりしている訳ですから、普通に起こすパターンよりも印象的に映ります。

 そのような出来事をいくつも重ねると、実際そこまで多くないはずの事も「結構起こっている」という風に錯覚してしまう訳です。

 

・最後に

 色々と書いてきましたが、「デジタル派」が正しいということが言いたいのではないです。1デジタル派としての考え方なので、人それぞれの考え方があるのは当たり前ですし、その方が面白いと思っています。

 「流れってある?」という質問への自分なりの回答(誰かに質問された訳でもないですが)です。

 

 恐らくこの先もこの考え方から変わることは無いでしょう。